できる限りエアーを使わないプロジェクション溶接を目的に作られた定置溶接機システムです。

①エアー式ガンをサーボガンに変更したサーボ定置溶接機

従来のエアー式ガンをサーボにすることで、エアーを使わない構造にしました。
サーボにすることで電極の位置を自由に変更でき、ワークによって上部・下部電極間の距離を変えることができ、タクト短縮が可能になります。
また、ロボットのサーボと同じものを使えば、ロボットの軸を一つ増やした状態になり、よりロボットとの親和性が高くなります。

②エアーシリンダーをアクチュエータ-(モーターシリンダー)に置き換えた供給ユニット

供給ユニットのエアシリンダーをアクチュエーターに変更することで、エアーを使わない構造にしました。ジェットピンへのエアー供給も、アクチュエーターが前進する際に発生したエアーをジェットピンに回すため工場エアーを使う必要はありません。

③Apexを使ってナットを高い位置まで運び自由落下させるエアーレス選別機

Apexの円筒部を長くしてナットを高い位置に運ぶことが可能になり、自由落下でナットを供給ユニットまで送ります。これにより、一番エアー消費量の多いナット圧送時のエアーを削減しています。
ナットの自由落下の抵抗をなくすため、ステンレスの板をチューブ内部に入れる工夫も施されています。

Warning

ナット溶接時に発生するスパッタをブローするためのエアーは、本定置溶接システムで作ることができないため、工場エアーを使用することになります。