サーボ加圧式単相交流スポット溶接機 AHS-50-AC

エアーレス、サーボモーター加圧で操作性向上

可変加圧による溶接品質向上

通電時には溶接部の発熱によってナゲット（溶接部）が膨張し、加圧力が増加します。しかし、この状態では熱量が不足してしまいます。
そこで、通電時の加圧力を低くすることで溶接に必要な熱量が確保しやすくなります。
これにより、溶接に必要なエネルギーを十分に供給することができます。
一方、通電後に瞬時に加圧力を増加させることで、割れなどの欠陥を防止する効果が期待されます。加圧力の増加により、溶接部の不安定な部分を圧力で固定し、溶接品質を向上させることができます。

板厚違いの三枚合わせ

板厚違いの３枚溶接（t0.6＋t1.6＋t2.0)
第一通電時t0.6＋t1.6の加圧、通電時間、電流値で溶接
第二通電時t1.6＋t2.0の加圧、通電時間、電流値で溶接
一回の溶接時に上記溶接を行うことにより、各板組に最適な溶接条件で溶接することが可能。